お知らせ
令和7年を迎えるにあたって
令和7年を迎えるにあたって
熊本県司法書士会
会長 村山 鉄次
日頃より、司法書士会の活動にご理解、ご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
令和7年を迎えるにあたり、ご挨拶を申し上げます。
令和6年は、司法書士会にとって多大な影響を受ける法改正があった年でした。4月1日から始まった相続登記申請の義務化、同じ日に犯罪収益移転防止法に基づく本人確認事項も追加されました。また、土地建物の登記簿に、旧氏や会社法人等の識別番号、そして外国人氏名のローマ字も併記することができるようになりました。最も新しい法改正として、株式会社の代表取締役の住所非表示制度も始まっています。
これまで同様、司法書士会全体で、しっかりと新しい法律や制度にも対応して行く所存です。
令和7年には、5月26日より戸籍に「ふりがな」が付されることが予定されています。また、10月頃になりますが、公正証書遺言のデジタル化も始まる予定です。マイナ運転免許証の運用も開始が予定されており、現在段階的に始まっている民事裁判手続のIT化も進んでいきます。私たち司法書士の業務も、デジタル化・DX化の波の上にあります。
これからも、国民の皆様の権利を擁護し、公正な社会の実現のために、司法書士業務を遂行して参りますので、どうぞ、令和7年も宜しくお願い申し上げます。
さて、当会では、近年のデジタル環境の充実、社会情勢の変化にも鑑み、令和7年より年賀状によるご挨拶控えさせていただくことにしました。今後は、当会ホームページにおいて、これまで以上に皆様にご活用いただける情報を発信していく所存です。
なお、当会ホームページの活用の一例をご紹介します。当会では、新しい法律や制度の実務情報を、会員がアップデートすることを目的として、数多くの会員向けの研修を行っており、会員の多くがそれを受講のうえ、日々の業務を遂行しています。研修の受講をされた単位数(どれぐらいの研修を受講されているか)については、当会ホームページ上の会員検索の中で、それぞれの会員毎に公表しています。ご依頼等にて司法書士を選ばれる際にご参考にしていただくことを目的としてしますので、どうぞご活用ください。
「日司連公式キャラクターしほ~ししⓇ」